ebayを始めたばかりの頃、「なに出せば売れるの?」って毎日悩んでました。画面とにらめっこしても、何時間リサーチしても全然わからない…。これ、せどりを始めた人ならみんな通る道じゃないかなと思います。

でも今思えば、あの悩んでた時間があったからこそ、少しずつ売れるようになったんだと思います。今回は、私が初心者だったころにやってたリサーチ方法や、実際に試してわかったことをまとめてみました!
初心者が最初につまずく「リサーチの壁」
ebayを始めたばかりの頃、毎日のようにパソコンの画面とにらめっこして、「何が売れるの?」「どれを仕入れたらいいの?」と悩んでいました。
プロダクトリサーチで、過去に売れた商品は確かに簡単に見つかるんです。でも、実際にその商品を見て「これ、本当に利益取れるのかな?」と疑問に思ってしまって、なかなか行動に移せずにいました。

「もうスクールに入った方が早いんじゃないか」と思って、ある有名なebayコンサルのスクールを調べて入会手続きをしようとしたこともあります。
でも、その金額を見てびっくり。100万円を超える内容に、「いや、さすがに無理…」と断念しました。
しかも当時は、どこもかしこも「無在庫輸出が簡単で稼げる!」といった情報ばかり。

でも、実際に調べてみると、すでに無在庫で同じ商品を出品してる人がたくさんいたんです。
同じ写真、同じ商品説明、価格だけが少し違うだけの商品がズラーっと並んでいて、「ここに後発で参入しても、絶対勝てないな」と感じました。
時間を味方につける|私がやった3つの行動
右も左もわからない中で私が意識していたのは、「とにかく手を動かすこと」でした。
お金も時間も限られていたけど、だからこそ毎日の積み重ねを大事にしていました。
① YouTubeで人気セラーのリサーチ方法を片っ端から実践
まずやったのが、YouTubeで人気のセラーさんたちのリサーチ方法を見まくること。
「アドバンスドリサーチ」「真似リサーチ」など、紹介されている手法はすべて試してみました。
特に意識していたのはこんな感じです:
- アドバンスドリサーチで過去に売れた商品をリストアップ
- 1ヶ月に30個以上売れている商品を中心にチェック
- 売れてるセラーの出品リストを真似して出品(真似リサーチ)

正直、最初は全然うまくいきませんでしたが、とにかく試してみることを優先。
子どもが寝た夜の時間に実践して、「このやり方、自分に合ってるかな?」と検証していました。
昼間は子どもと公園に行きながら、砂場遊びを見守りつつ片耳イヤホンでYouTubeを再生。我ながら申し訳なかったな…と思いつつ、それくらい必死でした。ごめんよ、わが子。。
② 毎日数時間をリサーチに投下した
夜は、子どもが寝静まった21時〜1時が作業タイム。この生活を、少なくとも3ヶ月は続けました。

昼間も時間があればリサーチ。下の子が幼稚園に行ってる間の9時〜14時半、「今日は無理ー!」と思う日もたくさんありましたし、子どもの夜泣きで中断することも何度もありました。
それでも、なんとかパソコンの前に座るようにしてました。
「素直さ」と「数打つこと」の大切さ
いろんなリサーチ方法を試して、毎日何時間もパソコンに向かってがんばっていたけれど、それでも思ったように売れませんでした。頑張っても1ヶ月に5個売れるかどうか。
「このままで大丈夫なのかな…」と思いながら、思い切って一度だけ、1時間7,000円の“時間単位アドバイス”を受けてみることに。

その方は、私が以前入ろうか迷ったスクールの卒業生で、無在庫輸出で月に100万円以上の売上があるという人でした。
そこで言われたのが、「とりあえず、全ジャンルやってみてください」というアドバイス。
……いやいや、ebayってカテゴリめちゃくちゃ多いんですけど!?って思いました(笑)
ebayのトップカテゴリだけでも30種類くらいあって、それぞれがさらに細かく分かれています。
正直、自分にできる気はしませんでした。でも、もうここまできたらやるしかない。

「今の自分には、特に能力がないから、せめて素直さが必要だ!」と決めて、カテゴリの一番上から順番に、ひとつずつリサーチしていくことにしました。
そこで、私が当時リサーチしていたebayのカテゴリを簡単にご紹介します。
見ていただければわかると思いますが、初心者がいきなり飛び込むには、かなりのボリュームです…!
カテゴリ(英語) | カテゴリ(日本語訳) |
---|---|
Antiques | アンティーク |
Art | アート(絵画・写真など) |
Books & Magazines | 本・雑誌 |
Business & Industrial | 業務用・産業用品 |
Cell Phones & Accessories | 携帯電話・アクセサリー |
Clothing, Shoes & Accessories | 衣類・靴・ファッション小物 |
Collectibles | コレクターズアイテム |
Computers/Tablets & Networking | パソコン・周辺機器 |
Consumer Electronics | 家電製品 |
Crafts | 手芸・クラフト用品 |
Dolls & Bears | 人形・テディベア |
Home & Garden | 家庭用品・ガーデニング |
Jewelry & Watches | ジュエリー・時計 |
Music | 音楽(CD・レコード・楽器) |
Pottery & Glass | 陶器・ガラス |
Sporting Goods | スポーツ用品 |
Toys & Hobbies | おもちゃ・ホビー |
Video Games & Consoles | ゲーム・ゲーム機 |
Health & Beauty | 健康・美容 |
Motors | 車・バイク・部品 |
手探りで進んだリサーチ
カテゴリの上から順に、ひとつずつリサーチをしていった結果、最初に私が売った商品は本当にバラバラでした。
たとえば、車のエンブレム、帯留め、ホットプレート、チェスのセット、アンティークの人形…。
もはや「なに屋さん?」状態。ジャンルに一貫性なんてまったくありませんでした。
しかも帯留めに至っては珊瑚の帯留めで、ワシントン条約に該当しまい、現地の税関で没収・破棄されてしまいました。

でも今振り返れば、この“手探りでなんでも売ってみた時期”が、いちばん苦しかったけれど、「自分、がんばってたな・・」と懐かしく思います。
結果が出なくても、「諦めずに続ける」力がここで鍛えられました。
見つけた専門ジャンル
そんな試行錯誤の末に、私は「Pottery & Glass(陶器・ガラス)」というジャンルにたどり着きました。
ジャンルを絞るときに意識したポイントは、大きく3つあります。
- 競合が少ないこと(割れ物を在庫で扱っている人がほとんどいなかった)
- 送料・梱包のハードルが高く、ライバルが避けがちだった
- ebayの過去販売データから、売れ行き・価格帯が調べやすかった

特に3つ目は重要で、「この食器は3ヶ月に◯個売れてる」「この価格帯なら利益が出せる」など、判断材料が豊富にありました。
まとめ|eBay初心者こそ「手を動かす」ことから始めよう
最初は、何をしても結果が出ない。それが“普通”なんだと思います。
私も、「こんなにやってるのに1個も売れない…」という日々が続きました。
でも、YouTubeやブログ、無料で学べる情報をフル活用して、試して、失敗して、また学んで…を繰り返す中で、少しずつ光が見えてきました。
大事なのは、手を動かすこと
自分に合ったカテゴリを見つけることです。
時間を惜しまず、数をこなすからこそ、自分に合った商品や売り方が見えてきます。
時給は・・考えないようにしましょう😆
もし今、なかなか結果が出なくて悩んでいる方がいたら、この記事が「続けてみようかな」と思えるきっかけになればうれしいです。

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