最大利益・最大損失から考える!eBay仕入れ判断のリアル
「売れそうだと思って仕入れたのに、思ったより利益が出なかった…」
そんな経験はありませんか?
eBayで安定して稼ぐためには、感覚ではなく“数字”に基づいた仕入れ判断が必要です。
今回は、私が実際にWaterford(ウォーターフォード)というブランドのグラスを仕入れたときのリサーチ・仕入れの判断方法を、具体的な事例を交えてご紹介します。
なぜ「Waterford」を選んだのか?
私がWaterfordを例に選んだ理由は、プロダクトリサーチを毎日継続する中で、
「200ドル以上の商品を最新の日付順で確認したときに、よく出てくるブランドだった」からです。
つまり、
- 高単価商品としての取引頻度が高い
- 安定して売れているブランドである
という2つの観点から、初心者でも分析しやすい題材だと判断しました。
Waterfordの販売実績をプロダクトリサーチでチェック
まず行うのは、市場の相場を把握することです。私はeBayの「プロダクトリサーチ」を使って、Waterfordの90日間の販売実績を確認しました。

このとき注目するのは、単なる平均額ではなく、最安値と最高値のレンジです。
- 平均価格:$61.89
- 最安値:$0.01
- 最高値:$4,000
同じブランドでもこれほど価格差があるということは、売れる商品と売れない商品に大きな差があるということ。
つまり、「高値で売れる商品」を見つけることができれば、大きな利益が狙えるというわけです。
高値商品の傾向を分析する
次に、高値順に並べ替えて上位商品をチェックします。
今回は、$100〜$500の範囲に絞ってリサーチ。さらに、人気のありそうなキーワードで絞り込みました。

- Waterford blue
- Waterford red
- Waterford pineapple
このとき重要なのは、キーワードを絞りすぎないこと。あくまでざっくりと傾向を把握するためです。
たとえば「Waterford blue」で調べてみると、全体の平均額が$61.89だったのに対して、青のグラスは1客あたり$100以上で取引されているケースが多く見られました。
「Waterford blue」で調べた結果はこちら↓

つまり、色や形状などの特性によって価格が大きく変動することがわかります。
「最大損失」をベースに仕入れる
仕入れ判断で私が大切にしているのは、「最大利益」よりも「最大損失」を基準にすることです。
たとえば今回リサーチした青いグラス。90日間の最安値は1客あたり$65でした。

日本で、ヤフオクで4客8,000円+送料で出品されていたので仕入れを決断。

【利益計算】
$65×4=$260(販売額)
$260×157円(レート)×0.85(手数料)=約34,729円
仕入れ額:8,000円+送料5,500円=13,500円
利益:約19,997円
このケースでは、たとえ最安値で売れても十分な利益が見込めました。
そして万が一、商品が全て破損してしまっても、損失は最大13,500円。
自分のリスク許容範囲内であるかを事前にチェックすることがポイントです。
毎日チェックする仕入れルーティン
こうした高利益商品は頻繁には出回りません。
だからこそ、ヤフオクやメルカリを毎日「新着順」でチェックし、チャンスを逃さないことが重要。
毎日の小さな習慣が、大きな成果につながります。
高額商品はリスクも大きい
高額な商品ほど、1回の取引で得られる利益も大きくなりますが、リスクも比例して大きくなります。
- 割れて届いたら?
- 偽物だとクレームが来たら?
- 詐欺に遭ったら?

こうした“最悪の事態”も常に想定しておくと、仕入れの判断がブレません。
私も一度、リスク許容度を超えた仕入れをしてしまって、夜も眠れないくらい心配したことがありました(笑)
まとめ:数字に基づいてリスク管理しよう
今回のポイントをまとめます。
- プロダクトリサーチで相場と価格帯を把握する
- 高値商品の傾向を分析し、売れ筋を探す
- 最安値ベースで「最大損失」を想定して仕入れる
この考え方は、割れ物だけでなく、あらゆる商品ジャンルに応用できます。
「自分のリスク許容範囲」で着実に利益を出す。
そんな堅実なeBayビジネスの一歩として、ぜひ参考にしてみてください!

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