【eBay初心者向け】売れてる商品=稼げる商品じゃない理由
過去の自分も迷ってました
eBayを始めたばかりの頃、「よく売れている商品なら利益が出るはず」と思いますよね?
私もプロダクトリサーチで人気商品を必死に探していました。30日で100個、200個売れている商品をチェックして、そこから利益が出そうなものを何時間もかけて探してました。
でも今振り返ると、それは完全に「落とし穴」でした。

今回は、なぜ「みんなが集まりやすい商品=稼げる商品」ではないことを、実例を交えてお話しします。
30日で100個売れてる商品が「危険」な理由
プロダクトリサーチで人気順に並べて、よく売れている商品ばかりを見ていた時期がありました。でも、売れている=利益が出るというわけではありません。
なぜなら、誰でもその商品にアクセスできるからです。eBayでは販売履歴がすべて見られるので、「何がいくらで売れているか」がすぐに他のセラーにも知られてしまいます。そのため、ライバルがどんどん増えて、価格競争が始まります。

特別な仕入れルートがある、仕入れ価格が圧倒的に安い、独占販売できる……そんなごく一部の人以外には、利益を出し続けるのは難しい状況になりがちです。
しかも、スクールによっては「消費税還付があるから、利益は出なくても大丈夫!」なんて言う方もいらっしゃいます。
でもそれって、せどりの基本中の基本
「安く仕入れて高く売る」
この基本を忘れているのでは?と個人的には思います。
消費税還付は確かにすごい魅力です。ですが商品自体で利益が取れようになりたいものですね。
「相場の加熱→暴落」はあっという間に起きる
たとえば、セブンイレブンの一番くじや、サンリオの限定コラボ商品などは、発売直後こそ価格が高騰します。最初は適正価格で出品されていたものが、需要が加熱することで信じられないような高値で取引されることもあります。

しかし、そこに目をつけたライバルたちが続々と参入し、出品数が増えると、今度は価格が一気に下がっていきます。売れるまでに時間がかかるようになり、最終的には高値づかみしてしまった在庫を抱えることに……。
実際に、この商品では、最安値で出品しても2ヶ月以上売れていませんでした。それでも国内の相場は高値のまま。手数料を考えると、利益はほとんど残らず、むしろ赤字リスクすらあります。

このような現象は、いわゆる「転売ヤー」と呼ばれる動きと似ています。短期的に儲かるように見えて、相場が落ち着いた頃には在庫が残るだけ。精神的にもかなりきついと思います。あまり健全とも言えません。
せどりは資金管理が売上よりも大事です。なぜなら、せどりに挑戦した多くの方々が「資金不足」で撤退していくからです。

このように相場がすぐに変わってしまう商品は利益率が見えません。なので、1年や2年、在庫としてホールドできる人は高い利益率が残るかもしれませんし、次の仕入れ資金が足りなくて損切りする人もいる。トレンド商品は難しい世界だと思います。
初心者は「みんなが集まる場所」から離れよう
こうしたトレンド商品や人気ジャンルは、eBay上でも注目されやすく、検索数も多いため一見魅力的に見えます。
でも、初心者がその中に飛び込むのはかなり大変です。SEO的にも新規セラーは弱く、まず商品ページを見てもらえません。売れる前に心が折れてしまうこともあります。
私自身も、「売れる商品を選んだはずなのに、まったく反応がない……」という経験を何度もしました。
あえて「みんながやりたがらないこと」で勝負する
そこで私は、視点を変えて「誰もやりたがらないジャンル」に目を向けることにしました。

- 大きくて重い
- 割れ物(=梱包に気を遣う)
- 発送コストがかかる
こうした商品は、副業のセラーさんたちは避けがちです。でも、だからこそライバルが少ない。
そしてアンティーク品よりかはまだリサーチが簡単でした(骨董品なんかは本当にわかりません・・)
私は食器を中心に扱っていて、梱包や発送はたしかに手間です。でも、その分しっかり利益が残せる商品が多い。何より、落ち着いて長期的に戦える市場だと感じています。
まとめ|売れ筋に惑わされず、自分だけの勝ちパターンを
人気商品に飛びつくのは簡単ですが、その分リスクも大きいです。
- 自分に合ったジャンルを見つけること
- 他の人と同じ土俵で戦わないこと
- トレンドより「継続して売れる」商品に目を向けること
派手な成功ではなくても、コツコツと積み重ねれば、安定して売れるようになっていきます。

これは食器のジャンルに限った話ではありません。どんなジャンルに絞ったとしても、またそこからニッチな方向にしぼってしまえば、リサーチもしやすく、利益商品も見つかると思います。
最初は「狭く・深く」が初心者の人には向いているのではないかと思います。
※注意※
無在庫で商品を扱いたい人はまた全く違う手法を取ったほうがいいと思います。あくまで有在庫の話です。
次回予告:
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次回は「自分だけの勝ちパターンを作るには?」をテーマに、私がどうやってリピート商品を見つけたかを実例を交えながらお話しします。

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